最終日 香川県高松市議 太田あゆみさんの報告
4/2 朝から鼻水が止まらず。花粉症なのか鼻炎なのか…。少し遅れて会場に向かうと、リバプールマラソン大会とバッティング。なかなか道路が渡れず、持続可能な未来のための行動変化の分科会には20分ほど遅れて入った。
オーストラリアのアマンダ博士は認定精神保健士。精神保健の観点から見た持続可能社会という、ユニークな分科会である。
いま、国を問わず人間は過剰行動主義、経済至上主義になっている。社会的な問題を解決するよりも、自分の生活第一!なひとがあまりに多い。けれど、人間は、変わることができる。健康、福祉、教育、動物、食、様々な観点はあるが、まず小さな一歩を踏み出すことが、わたしたちにはできる。例えば、薬は控える、添加物は避ける、など生活のなかの小さなことを変えていくことで、社会を変えていくことができる。
会場からは、ほかに社会を変える方法として、「テレビや携帯がなくても楽しいという教育」「選挙で選ばれた人にお任せにしない」「メッセージ性インパクトのあるTシャツを着て外を歩く!」「1日10人と話す。1年で3650人に伝えられる」などの意見が。
アマンダ博士が一貫しておっしゃっていたのは、常にポジティブに。~してはいけない、ではなく、~しようよ!という言葉を使いましょう、ということ。
これは生活全般において置き換えることができると思う。子育ても、人間関係も、政治も。
4日間の大会を通じて、英語が聞き取れない、喋れないなりに、必死にコミュニケーションを取ろうと試みた。うまく通じないこともあったが、それでも、世界で活躍する緑の仲間と出会い、語り、想いを分かち合えたことは、今後の活動、今後の人生にとって貴重な財産となった。
この大会で出会ったすべての方々にお礼を伝えたい。(太田あゆみ)
写真は会場に貼られた「女性政治家を力強くする」活動案のボード
最終日 変化をもたらす媒介としての緑の党
緑の思想を広め無関心な人に世界のいろいろな問題を知らせ行動してもらうためにどうすればよいのかは、大きな課題である。講師は脳科学博士で、人間の優位主義的な考え方を変えていく必要があり、そのために何をすればよいのか、会場の参加者とともに考えるというスタイルの分科会でした。
現実の悲惨なことを目の前にして、成果が出ない、何も変わらないというあきらめから脱し、未来を見つめ活動していくことが必要です。常に考えていく必要があるのでしょう。最後に、争いをなくすため心に余裕とリラックスを与える体験をしました。大変心地の良い時間で、少し意識がなくなりました。
脳科学的な側面からの講演でしたが、精神論と楽観主義だけでは解決できません。希望を持ち、世界を少しでもいい方向に変えていくため、人々の意識を変え、あきらめず地道に活動する必要を強く感じています。(山崎憲成)
最終日 ヤンググリーンズでも投票がはじまりました
今回はグローバルグリーンズと並行してヤンググリーンズ大会も開催されています。ヤンググリーンズ大会でも採決が始まっています。
最終日 決議の採択が始まっています
最終日の大会場で決議と修正案の採択が行われています。全体像は英語ですがリンク先を参考にしてください。13本の決議案と膨大な修正案、そして緊急決議案が議論され、採決されます。本日はこれが大きなイベントです。