2日目 分科会報告 健康と政治
健康と政治というきわめてマニアックなテーマのためか、大会場にもかかわらず少ない参加者となりました。
そのためにお目当の分科会はことごとく満員。少し遅れてこのセッションに参加しました。
スウェーデン、オーストリア、マダガスタルから3人のパネラーが参加し、オーストラリアのマーガレットが司会という構成でした。議論の中では「保険制度への評価(保守は攻撃対象にする)」や「製薬会社の問題点と漢方薬(中国の知識と表現されていました)」「先進国と途上国の問題点の違い」「都市における自然環境の保護による健康づくり」といった緑の党らしい視点が語られました。ゆったりとしたセッションで参加者と丁寧なやりとりが行われました。参加者から抗生物質への批判的な言及があるなど、現在の医療技術への批判が多かったのが印象的でした。(井奥雅樹)