Global Greens 2017 in Liverpool 日本派遣団ブログ

第四回Global Greens Congress in Liverpool 日本派遣団のブログです。

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2日目 平和と安全〜核の力をのぞいて〜 分科会(核セッション)詳細な報告

2日目の夕方には緑の党が主催するセッション「Peace and Security without Nuclear Power」が開催された。

アジアパシフィック緑の党連盟の運営委員を務める足立力也さんが司会をつとめた。スピーカーは、日本サイドからは園田みつこさん。彼女は6年前の福島原発事故の後、8歳の子供ともに福島から英国に非難してきた人物だ。

もう一人はポルトガル緑の党からビクトル・カバコさんが登壇した。

セッションの冒頭に、元緑の党グリーンズジャパンの国際部長、現在は民進党菅元総理の秘書をしている郡山まさやさんが映画「太陽の蓋」の紹介をおこなった。ビジュアルに当時の官邸の様子を緊迫感のある映像で伝える映画で、次の日にユースホテルの一室を借りて上映会も企画した。

園田みつこさんは、福島第一原発事故が起きた当時の緊迫した状況、当事者としての葛藤、放射能汚染に関する不確実な情報や、そして不誠実な御用学者の対応などを紹介した。

ポルトガル緑の党のカバコさんはポルトガル、そして隣国スペインの原子力事情や、原発建設に伴っておきた社会運動と成果などを紹介した。

その後、韓国、台湾、原発大国ロシアを接するリトアニアインドネシア、米国などから自国の原子力発電に関する現状が紹介され、活発な意見交換が行われた。核・原子力に対しては、各国の緑の党がグローバルネットワークを活かして取り組むことのできるテーマであり、今後も協力してこの問題に取り組んでいくことが確認された。 (長谷川平和 共同代表)

 

写真追加上は足立力也。中はUSAメンバー、下は韓国メンバーの発言風景。

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